福祉用具の選び方
数ある福祉用具の中で最も優れた福祉用具とは何でしょう。最高級のもの?それとも最新のものでしょうか?人それぞれ身体の状態や生活スタイルが違うように、適した福祉用具も人によって異なります。
例えば、クッション性が高くリクライニング機能がついた車椅子は寝たきりに近い状態の方でも安全に使用することが出来ますが、幅が大きく重さもあるので車への積み込みや狭い道での使用には不向きです。反対に、最小限の機能で軽さとコンパクトボディに特化した車椅子は女性でも簡単に持ち上げられ身軽に操作することが出来ますが、立位が取れない方や長時間座ったままの使用は本人や介助者への負担が大きく思わぬ怪我へ繋がる恐れがあります。
このように万人に適した福祉用具はなく、一人一人に合った適切な福祉用具をお選びいただく必要があります。
ゼロワンではご本人様や介助者の方のお話をしっかりと伺ったうえで、たくさんの福祉用具の中からそれぞれの条件にあったものを提案いたします。
介護給付対象の福祉用具
介護保険を利用して提供される福祉用具は利用者の状態に対応できるようレンタル(貸与)が基本となります。ただし、使い回しがふさわしくないもの(トイレなど)や、使うことによって形状が変わるもの(消耗品)は購入対象になっています。
福祉用具貸与(レンタル)対象品![]()
特定福祉用具購入対象品
ご利用の流れ
福祉用具を決める際は複数個の福祉用具を実際に体験してもらい、それぞれの特徴などをしっかりとご説明させて頂いた上でご利用者様本人に選んでいただきます。
1.アセスメント
まずはご本人様のお身体の状態、ご使用環境・目的、生活スタイル、ほかの介護サービスの利用などを含む介護状況など、福祉用具の提案に必要な事柄をご確認させていただきます。
2.提案・選定
提案させていただいた複数個の福祉用具を実際に体験してもらい、それぞれの特徴などをしっかりとご説明させて頂いた上でご本人様・ご家族様に選んでいただきます。
3.納品
福祉用具の使用方法や注意点など実際に操作していただきながら丁寧にご説明致します。
4.契約
納品した福祉用具をご確認いただいたのち、ご契約内容をご説明いたします。
ご了承いただけましたら、福祉用具契約書にご署名・ご捺印をいただきます。
5.点検・メンテナンス
時間の経過とともにお体の状態も少しずつ変わっていきます。
その時の状況にぴったりあった福祉用具をお使いいただくためレンタル品に関しては納品後もメンテナンスや使用状況の確認を定期的に行います。